「ギターチューニングって、何から始めればいいの?」
ギターを始めたばかりの頃、チューニングは難しく感じるかもしれません。でも、正しいチューニングができるかどうかは、あなたの演奏が美しくできるか、残念な演奏になってしまうかの大きな分かれ道です。せっかく上手な演奏ができていてもチューニングが出来ていなければもったいないですよね。
ということで今回は、初心者でも簡単にできるギターチューニングの基本から、プロが使う裏技までを詳しく解説します。これさえマスターすれば、お持ちのギターを最大限に生かした、最高の音を響かせられるようになります!
この記事でわかること
- ギターチューニングの必要性がわかる。
- 6弦から1弦までのチューニングの基本が理解できる。
- 電子チューナーやスマホアプリの基本的な使い方がわかる。
- チューナーがない場合でも、耳で音を合わせる方法がわかる。
- ドロップDやオープンチューニングなどの特殊なチューニング方法がわかる。
- ギターチューニングに関するよくある質問(FAQ)
1. ギターチューニングとは?なぜ重要なのか?
ギターチューニングは、ギターを弾く前に必ず行うべき作業です。初心者の時は特に怠ってしまいがちですが弦が正しい音程に合っていないと、どんなに技術があっても残念な演奏になってしまいます。特に初心者にとっては、正確なチューニングが音楽の基礎となるため、毎回確認する習慣をつけることが大切です。
ギターは、湿度や温度の影響を受けやすく、簡単にチューニングが狂います。そのため、練習や演奏前には必ず確認しましょう。正しいチューニングができていれば、お持ちのギターを最大限に生かすことができ、音楽の表現力が格段に向上させることができます。
2. 標準チューニング(EADGBE)の基本
最も一般的なギターチューニングは、スタンダードチューニングです。このチューニングは次の音程で構成されます。
- 6弦:E(ミ)
- 5弦:A(ラ)
- 4弦:D(レ)
- 3弦:G(ソ)
- 2弦:B(シ)
- 1弦:E(ミ)
スタンダードチューニングは、ほとんどの楽曲で使用されるため、まずはこのチューニングをマスターすることが重要です。
チューニングのやり方を知りたい方のために、次の記事で詳しく解説しています。
→ 次の記事:スタンダードチューニングの詳細と実践的な活用法
3. チューナーを使ったチューニング方法
初心者におすすめの方法は、電子チューナーやスマホアプリを使う方法です。これらのツールは、簡単かつ正確にチューニングができるため、初心者の方でもすぐに使いこなせます。次の手順で、チューニングを行いましょう。
- チューナーの使い方
各弦の開放弦を鳴らし、チューナーの表示に従ってピッチを合わせます。針が真ん中に来るように調整しましょう。音程が高ければ弦を緩め、低ければ締めるようにペグをまわします。 - スマホアプリの活用
便利な世の中ですのでスマホアプリで簡単にチューニングすることができます。スマホアプリは無料のものも多いです。ギター初心者には非常に便利なツールですので、ぜひ活用してください。
4. 耳でのチューニング方法:練習して習得しよう
皆さんの中には、耳でのチューニングに憧れを持つ方も多いと思います。耳でチューニングできるとプロのミュージシャンみたいでかっこいいですよね。
耳でのチューニングは、上級者にとっては重要なスキルです。これができるようになると、他の楽器やバックトラックに合わせやすくなります。最もスタンダードなやり方は、5フレットを押さえた音を基準に、隣の弦の音と合わせる方法です。
これを繰り返し練習することで、耳で音を調整する力が身に付き、耳でチューニングをすることができるようになります。
5. ドロップDやオープンチューニングなどの特殊チューニング
スタンダードチューニング以外にも、特定の音楽ジャンルや曲に対応するために、さまざまなチューニング方法があります。特に有名なのは、ドロップDチューニングとオープンチューニングです。
- ドロップDチューニング
6弦をEからDに下げることで、重厚な低音が得られるチューニングです。主にロックやメタルの楽曲で使用されます。 - オープンチューニング
弦を開放した状態で、特定のコードが鳴るように調整するチューニングです。オープンGやオープンDなどがあり、ブルースやスライドギターでよく使われます。
6. チューニングに関するよくある質問(FAQ)
- Q. チューニングはどのくらいの頻度で行うべきですか?
A. 毎回の練習や演奏前には必ずチューニングを行いましょう。気温や湿度の変化で簡単に音が狂ってしまうため、常に確認することが大切です。面倒くさいかもしれませんが、怠らないようにしましょう。 - Q. 弦を交換した後、音がすぐに狂います。どうしたら良いですか?
A. 新しい弦は最初のうちは伸びやすく、安定するまでに時間がかかります。張り替えた直後はしばらく演奏し、何度もチューニングを行うことで安定させましょう。
7. まとめ
ギターチューニングは、ギターを始めるにあたって一番重要といっても過言ではありません。正確なチューニングができているかどうかで、演奏の質は大きく変わります。初心者の方はまず、スタンダードチューニングを確実にマスターしましょう。
また、耳でのチューニングやドロップDなどの特殊チューニングも徐々に習得していくことで、演奏の幅が広がります。ぜひ、いろんなスキルを身に着けてギターライフを充実させていきましょう!
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